ぐっと暑さが増してきて、「ついに夏がきたぞ~」と実感する7月。
夏休みも近づき、どこかへ旅したくなるボルテージはぐんぐんあがってきますよね。
そこで今回は、子連れで楽しめる沖縄の離島「渡嘉敷島」をご紹介します。
渡嘉敷島はこんな旅をしたい方におすすめ
- 沖縄本島以外の離島にも行ってみたい!
- こどもと一緒に安全なビーチであそびたい!
- きれいな海で魚や亀と一緒に泳ぎたい!
- ゆったりとした島時間を味わいたい!
旅した時期、こどもの年齢
旅した時期:7/上旬
こどもの年齢:娘 4歳、息子 0歳11か月
左:娘(4歳)まだ泳げず、浮き輪が必要
右:息子(0歳11か月)まだ歩けず、ハイハイ時期。この旅に備えて卒乳しました。
渡嘉敷島ってどんなところ?
沖縄本島の那覇から西に約32km。
那覇空港の近くにある泊港から「高速船マリンライナーとかしき」に乗って35分で渡嘉敷島には行くことができます。
「リゾートの島!」という雰囲気は一切なく、自然に恵まれた環境と地元の人々が暮らす集落の中に観光客がお邪魔させてもらっている、そんな感じの素朴な、穏やかなたたずまいの島でした。
こんな渡嘉敷島だからこそ叶えてくれる「子連れ旅の楽しみ方」を3つのポイントにまとめてみました。
子連れ旅にぴったり♡ 渡嘉敷島のおすすめポイント3選
おすすめポイント① 0歳から楽しめる!
波がびっくりするくらい穏やか
渡嘉敷島に行ったのは、息子が0歳のとき。
まだ歩けないので、移動は抱っこひもかハイハイの年頃でした。
島に2つあるうちの1つ、渡嘉志久ビーチは波がとても静かで、タプタプ揺れている感じの心地よさ。
ザブーンという波はありませんでした。
息子は足入れ付きの浮き輪に入っていましたが、ゆりかごのような揺れにウトウトし始め、しまいには浮き輪に乗ったまま海で寝ていました。
これには家族みんなで大爆笑!
落ちないかヒヤヒヤで1秒たりとも目が離せませんでしたが、赤ちゃんらしさがかわいくて幸せを感じるひとときでした。
波を怖がるこどもでも、渡嘉志久ビーチなら大丈夫!
0歳児が寝てしまうほどの穏やかな海なので安心して海水浴が楽しめます。
※時期や天候にもよると思いますので、旅に行く前はご自分でリサーチしてみてくださいね。
ビーチの砂遊びも最高!
ビーチは白くてサラサラの優しい砂。
0歳児がハイハイしても膝が痛くないし、こどもが裸足で歩いても痛くないので、砂遊びを思う存分に楽しめます。
おすすめポイント② 肉眼で魚やウミガメが見える!
渡嘉敷島の海は世界的にも透明度を誇るケラマブルー。
せっかくきれいな海なのだから、こどもたちにも魚や、運がよければウミガメを見せてあげたいと思っていました。
でも、まだ4歳の娘がシュノーケルをやるのは難しい。(本人が嫌がる)
そこで持っていったのが「ふくらましのぞきメガネ」です。
底が透明になっていて、水の中が覗きこめるバケツのようなもの。
娘は浮き輪でぷかぷか浮きながら、海中にいる小さな魚たちを飽きもせずに眺めていました。
そして、どうしてもウミガメに会いたい&娘に見せたい。
そこで、わたしがシュノーケルで海の中を偵察し、ウミガメを見つけたら即座に娘が乗る浮き輪をウミガメに近くまで引っ張り海をのぞかせる、という行動を繰り返すこと数回。
ついには娘にウミガメが泳ぐ姿を見せることに成功しました!
おすすめポイント③ のんびり島時間を過ごせる
渡嘉敷島は、沖縄本島とは異なる色彩を持っていて、「島」って感じの島です。
人と街が主役ではなくて、まず土台に海と緑があって、その中に後から集落ができた、ということを肌で感じられるんです。
わたしは、阿波連地区と渡嘉志久地区の2つの集落を訪れましたが、どちらも集落の端から端まで歩けば網羅できる規模感。
お店も飲食店もそう多くはないので、阿波連地区では大体同じお店で食べていたし、渡嘉志久地区ではホテルとビーチの往復しかしていません。
でも、それが渡嘉敷島のよさで、「何も考えないってこんなに楽なんだ!」としみじみ感じました。
1日の過ごし方を綿密にプランニング、とかしないで、朝起きたらただ目の前のビーチに移動する簡潔さ。
夕ご飯のレストランを食べログでリサーチ、とかしている時間を、のーんびり、こどもと夕焼けを眺める贅沢さ。
余計な情報に惑わされず、純粋に、島で島時間を味わう。
そんなシンプルだけど、持てそうで持てない旅の時間を、渡嘉敷島では手に入れることができます。
まとめ
渡嘉敷島は、いたれりつくせりのホテルやサービスがそろっている「ザ・リゾート」な島ではありませんでした。
お店や飲食店も少ないので、ショッピングや食べ歩きをしたい方には、ちょっと物足りないかもしれません。
でも、そんな「選択肢の少ない旅」が、実は子連れ旅にはちょうど良かったりもしませんか?
毎日、「計画」と「選択」と「決断」の忙しない日常をこなしているママさんたちは、旅したときくらい頭を空っぽにしたいはず。
民宿と海の往復しかしない、何も考えない旅のぜいたくを、ぜひ渡嘉敷島で味わってみてくださいね。
旅のメモ
- リーフイン国吉(阿波連地区)
- とかしくマリンビレッジ(渡嘉志久地区)
- 食べ呑み屋 バラック(阿波連地区)
- 海鮮居食屋シーフレンド(阿波連地区)